みなさんこんにちは。広報委員の桑原です。
当社では現在ふたつの委員会が活動しております。
ひとつ目は私が所属しております広報委員会。そしてもうひとつは「安全衛生委員会」です。
今回はその安全衛生委員会が実施した「熱中症救護訓練」についてご紹介します。
1.【熱中症への対応】
夏も本番となりかなり暑い毎日です。倉庫内で作業をする社員の方達は日々汗をかきながら業務に励んでおります。
いくら暑さ対策をしていても「熱中症」との危険は隣り合わせ。
熱中症は場合によっては大変な事態を引き起こしてしまう可能性もあります。
安全衛生委員会はいざ熱中症の患者が出た場合、周りの人がどれだけ落ち着いて対応出来るかを体で覚え、自然に体が動くように学んでもらおうとこの訓練を企画し、社員全員が参加して学べるようにと三日間に分散し実施してくれました。
安全衛生委員よりこれから行う目的や内容の説明から始まった訓練。
バイタルチェックのひとつ、脈拍を指先で感じ取る感覚も教わります。
チェックした数値を記録。首の脇が一番脈拍を確認しやすい事を知りました!
2.【訓練の実践です!!】
先ずは安全衛生委員でデモンストレーションを行ってくれました。
患者役、通報役、指示役、救急車が到着するまでの救護役。事前にグループ別に全員へ役割分担されているので、安全衛生委員の動きを見ながら、各自が自分はどう動くべきかを確認。
いよいよ私達の実践です!
いざ4つのグループに分かれ開始!
「目の前の人が倒れて危険な状態となり、その倒れた人が自分の大切な人だったらどうするかを考えて訓練にあたって下さい」
訓練の初めにこのように安全衛生委員からの呼びかけがありました。
いざという時の為に、各自の役割もそうですがみなさん他のメンバーの動きもしっかり確認し、どのグループも緊迫した空気に。
少し戸惑ってしまった場合はグループ内で声掛けする姿も!
意識不明ですぐに救急車を呼ぶ必要があるパターンと、意識があり医療機関へ連れて行くという二つのパターンを行いました。
これは社会問題にもなっているむやみやたらすぐに救急車を呼ぶのでは無く、現状をしっかり把握しどう対処すべきかを考えてほしいという委員の願いが含まれております。
実践後は疑問などの質疑応答が設けられました。
「暑い場所から涼しい場所へ移動させて大丈夫?」
「意識が無い場合に寝かせる姿勢は仰向け?横向き?」
など沢山の質問が!
どの質問にも安全衛生委員がしっかり答えてくれ、みなさんの不安も解消です!
そして訓練の最後は相場社長からの総括です。
3.【相場社長からの総括】
今回の訓練を安全衛生委員会から発案の際に、会社だけではなく家庭でも起こり得る事。
熱中症に限らずご家族にもし何かあった時、対応出来る事を少しでも覚えておけば何か手を打つ事ができるようにと社員全員の参加という形にされたそうです。
本当にありがたいことです。
相場社長ありがとうございます。
4.【訓練を終えて】
訓練後の社員のみなさんへのアンケートではこんな声が。
・救護訓練により一通りの動きがわかり良かった。
・実際にシミュレーションする事でイメージだけより覚えやすかった。
・会社以外に家で自分の家族が万が一の時にも役立てることが出来る。
・知っている内容が多かったけど自信が無かったので、確認出来た事で自ら行動を起こせそうな気がした。
他にも次はこういう訓練がしてみたい!という意見もありました。
こうして訓練は予定通り無事に行われましたが、実はここには安全衛生委員会の陰ながらの努力があります。
事前に委員のみなさんで集まりデモンストレーションの練習をしながら、限られた時間の中どう動けばみんなに分かり易いかを入念に話し合い確認してからの本番でした。
「当日までには委員が全部の動きをしっかり把握し、進行できるようにしてくればみんなが分かり易いね!!」
という頼もしい声もありました。
実際にいざその場面になるとすぐに動けるかは自分次第です。
慌ててしまうかもしれません。
でもこうして訓練で学んだ事により、もし慌てたとしても「落ち着いて!」と先ずは自分に声掛けが出来るようになったのではないかと思います。
そしてその先へもう1歩踏み出す「新たな行動」をおこせる気もいたします。
こうしてみなさんで学べたことはとても良い訓練となったのではないでしょうか。
安全衛生委員のみなさん,ありがとうございました!!