株式会社シンドー「企画開発部」はどんな部門?
こんにちは。株式会社シンドー 企画開発部 松井淳です。この会社に興味がある・・・特にこの部門に興味がある・・・ここの部門ではどんな仕事をしているの?・・どんな人が仕事をしているの?・・など外部から見ていても、実際には入社してみないと分からない事ばかりです。そこで、このBlogでは株式会社シンドー企画開発部の部門紹介をさせていただきます。興味がおありのようでしたら読んでみてくださいね。
部門理念「モノ創りを通じて自らがブランドとなる人財へと成長を遂げよう!」
多くの企業に”経営理念”があるように株式会社シンドー企画開発部には部門理念が存在します。部門にも理念がある組織体は比較的、少ないのかもしれません。なぜ、部門理念が存在するのか・・?それは株式会社シンドーが理念経営を基軸として運営を行っている事に起因します。理念経営を基軸にしているので、当然、経営理念が最上位にあります。その下位には、経営ミッションが存在し、社会環境の変化に伴い見直しが行われる長中期経営計画、経営方針、部門目標として組織下部へと方針が浸透していく系体となっています。
組織上位から発信された方針について準じていく事は組織運営としては当然です。ただ、その中で大事にしたいのは、その役割に応じた”主体性”と”自立性”です。全て受け身の姿勢で行うのではなく、自分達の役割に”誇り”をもって臨むという強い意思が”部門理念”というカタチとして表されているのです。
株式会社シンドー企画開発部の部門理念は「モノ創りを通じて自らがブランドとなる人財へと成長を遂げよう!」です。私達が成し遂げたいのは「モノづくり」「コトづくり」「トキづくり」「ヒトづくり」です。言い換えれば、モノ創りを通じて”ブランディング”を成し遂げたいと考えています。ブランディングの最終形態は人財ブランド、自分自身がブランドとなる事だと捉えています。
どうせやるなら、そこまで目指そう!非常に高い壁ですが、私達は諦めず挑戦し続けます。
自分のキャリアは自分がつくる! イキイキと自分らしく働く!
人生100年時代の到来により、個人のキャリア形成の在り方は大きく様変わりしてきています。具体的には「組織の期待する貢献」と「社員の成りたい自分」が合致する時に遣り甲斐や大きなパワーが生れます。・・言い換えれば、組織の中でモチベーションやパフォーマンスを高く、イキイキと働き自分らしく活躍するには「自身のやりたい事」「自分の出来る事」そして「会社(組織)が求める事」を一致させることがとても重要なのです。本来、キャリアは会社から与えられるのではなく自分自身でつくっていくものです。
「自分にとっても会社にとっても良いWIN-WINの関係をつくり共に成長していく」
株式会社シンドーには、それを実現する環境が整っています。企画開発部としてもイキイキと働いてもらうための仕組みとして、全スタッフを対象に毎月一回の「定期キャリア面談」を実施しています。この取組みも稀かもしれませんね。
企画開発部の具体的なお仕事とは?
企画開発はその文字の通り、企(思い描く)画(ビジョン)を開発(具現化)するお仕事です。思い描くビジョンの幅は広く、商品の企画や立案、設計(デザイン)だけに留まりません。新しいビジネスモデルを作ったり、マーケティング活動(仕組みづくり)や新しい売場を構築していく販促活動など多岐に渡ります。
実際のお仕事の内容です。
1)マーケティング
新しい価値を生むビジネスモデルや新しいサービスの仕組みをつくるお仕事です。サービスコンセプトの立案、市場性やターゲット分析、商品企画、サービスを具現化するプロセスや運営手法等、総合的なプロデュース能力が求められます。
具体的には、この業務は事業を一つ立ち上げることに類似している部分が多いので、事業計画書を作成し、経営層にプレゼンするイメージに近いですね。
2)プランニング
商品のコンセプトを立案し、誰に、何を、どのように伝え、どのような価値を提供するのかを考え発信するお仕事です。発想力、情報収集、市場分析、プレゼンテーション能力等が求められます。
具体的には、一つの商品案を企画提案書というカタチにまとめてプレゼンし、ブラッシュアップを重ねるイメージに近いと思います。
3)プロダクトデザイン
商品コンセプトに基づき、3D-CAD、2D-CAD等を活用し、商品としての具現化を図るためにデザイン化(設計)を図ります。設計デザインするための材料や加工工程の知識、構造設計能力等が求められます。自社のプランナー(企画者)が提案したものを形づくる業務もありますが、お取引先様よりご要望いただいたご依頼を具現化するOEM案件と言われる業務もあります。
4)プロモーション
コンセプトに応じたサービスや商品、そこに込められた想いをお客様に届けるためのプロモーションを行うお仕事です。WEBソフトやデザインソフトを駆使して情報の発信を行います。撮影、動画制作、ライティング能力等、情報発信ツールに順応するための多様なスキルが求められます。
具体的には、SNSツール(Blog、FB、インスタ等)での情報発信やメディアへのプレスリリース、各種イベント企画、受注分析、お客様からの質問対応等も業務に含まれます。
企画開発の遣り甲斐は? 将来、何につながるの?
企画開発のお仕事の遣り甲斐は、例えば、企画した商品がお客様の役に立って喜んでいただいた時の貢献感を得た時などに感じます。お客様に想いを共感していただき、リピートをいただいた時などにも大きな喜びを感じます。商品開発する人間にとっては商品は自分の子供のような存在です。その存在が誰かの役に立つ事、それは非常に大きな喜びであり、それまでの苦労が報われる瞬間でもあります。
将来、何につながるのか?ズバリ、エンプロイアビリティ(社会的存在価値)の向上です。前述の通り、人生100年時代を迎え、自身のキャリア形成と真剣に向き合う時代になっています。会社内だけで通用するスキルも重要ですが、社会的に幅広く活躍できるスキルを身に付ける重要性は今後、更に高まってきます。
そんな中、企画開発のお仕事は多様なスキルが求められます。様々なスキルを修得しマルチに活躍するジェネラリスト(万能型)、専門スキルに長けたエキスパート(専門型)等、自身の長所を活かし活躍できるフィールドを拡げる事ができる職種です。
株式会社シンドーはこんな会社
企画開発部の紹介を行ってきておりますが、ここで株式会社シンドーの会社紹介も少しさせていただきます。
・・・どんな会社か?
株式会社シンドーを一言集約した”スピリッツ”があります。それは「人が真ん中、心がど真ん中」です。株式会社シンドーの経営理念にも謳われていますが、我社は人を大切にする企業です。そのため人財教育にも力を入れています。他社にあまり類を見ないオリジナルの慣行や制度が多くあります。
その一つが新卒研修です。多くの企業の新卒研修は1~3ヶ月が平均のところ、我社の新卒研修は6ヶ月間。その間に会社全体のフローを把握するための全部門での研修があります。新卒社員においては自己紹介や既存社員とのコミュニケーションを図る場でもあります。その後、配属先での実践的な専門研修が6ヶ月間あり、合計1年間に渡り丁寧に研修を行っています。最初の3ヶ月間は研修日報の提出が義務付けられており、日報は会社トップまで回覧され社長が目を通してフィードバックされる体制があります。
また、入社後の定期面談も充実しています。入社1,2,3,6,9,12ヶ月と6回にわたり幹部社員との面談が実施されており、入社後の不安解消や業務上のフォローを行う体制も整っています。
人財育成に関する各種制度をいくつか紹介します。
1)キャリアパス制度
個人の成長や昇進していくためには何が必要で、どういうキャリアアップを踏んでいく必要があるのか等の条件や基準を明確にし漠然とした不透明感を無くし、個人のキャリア形成を支援する制度です。
2)ブラザー&シスター制度
新入社員と同じ部署の先輩社員を兄(ブラザー)や姉(シスター)と見立て、新入社員一人ひとりに仕事の進め方・心構えの指導、業務や社会生活における不安や悩みに対するアドバイスを行う制度です。
3)メンター制度
新入社員や入社歴が比較的短い若手社員などの悩みに対して、他部門の上司や先輩社員が面談を通じて助言する制度です。原則として対象者(メンティー)とは別の部署に所属する社員が助言者(メンター)になり支援します。
4)ジョブリクエスト制度
職種を選択できる自由と自己責任に基づいた異動により、仕事に対する意識を「与えられるもの」から「自分で勝ち取るもの」へと変化させ、新たな能力開発に努められる機会を提供し個人のキャリアアップを支援する制度です。
5)ジョブローテーション制度
個人の能力開発を目的として人材育成計画に基づいて行われる戦略的な人事異動制度です。複数の部署で多様な職務内容を経験する事で個人の業務スキルの向上や広い視野での考え方を学ぶ事で万能型人財の育成を促します。
6)キャリアコンサルティング制度
「自身のキャリア形成を前向きに考えたいが、どのようにしていいのか分からない」などの相談にキャリアコンサルタント(国家資格)を有した専門スタッフが相談、指導、助言などを行い前向きなキャリア形成の支援をしていく制度です。
人財育成に関しての慣行や制度をいくつか紹介しましたが、全ては”企業とは人である”という我社の経営理念に立脚した取り組みです。
経営ミッション「心豊かを届ける」 目指すべきは「ブランディング」
我々は「モノ創り」を通して、世界中に【心豊か】をお届けする企業であり続けよう。わが社のモノ創りに於いて生成される有形・無形物はもとより、自らの仕事に取り組む姿勢の全てを通して、社会に癒しと安らぎ、微笑みと感謝を生み出だすことを企業の使命としよう。
これが我社の経営ミッション(社会的使命)です。「心豊かを届ける」を合言葉に我社の運営は成されています。商品やサービスだけに限らず、お客様やお取引き先様等への対応や配慮など「心豊かを届ける」ためにはどうすればよいのか、を常に考え活動を行っています。
経営ミッションを踏まえ、企画開発部として目指すべきは「ブランディング」です。ブランディングは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく事、 ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる事というように訳されます。然しながら、我々が考えるブランディングとは、経営ミッションそのものの具現化をブランディングと捉えています。株式会社シンドーと言えば「心豊かを届ける」活動をしている企業とすぐにイメージされる、それを目指して企画開発としては商品やサービスを通じて想いの具現化を図っています。
経営ミッション「心豊かを届ける」を具現化するには、自分自身が「心豊かな人間」に成長しなければならない。自分自身が「ブランド人財」に成長しなければならない。前述させていただいた部門理念の通りです。
部門カラー(特色)は? どんなスタッフがいるの?
最後は部門のカラーやスタッフの紹介などをしたいと思います。これまで比較的”お堅い”ことを多く述べてきたと思いますが、企画開発部のカラー(特色)を一言でいうと「不易流行」です。不易流行は、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと、と訳されます。時代の流れに合わせて変化していくことには柔軟に対応しながらも、忘れてはいけない本質的な部分は大事にしていくことが部門の特色としてあります。
新しいコト等に挑戦することには意欲的で、柔軟な考え方もしますが、本質を逸脱する時には厳しい対応をする側面もあります。
スタッフの構成としては男性8名、女性1名の合計9名です(2020年6月末現在)。年代としては20代が2名、30代前半が3名、30代後半が2名、40代が2名の割合です。企画部門としては、少し年代層が高いのかもしれませんね。ただ、コミュニケーション不足で仲が悪いということはなく、比較的、協力的で団結力はそれなりにあると思います。
職場は「人間形成の場」とも言われますので、同じ目標を目指す仲間として、協力し、共に成長していけたらと思います。
→→現在、活躍している部門スタッフインタビューはこちらから←←
以上。株式会社シンドー企画開発部の紹介でした。