SDGs

SDGsへの取り組み

雨天中止となってしまったクリーンデーの代わりに「SDGsクイズ大会」を開催

みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。

こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。

「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」

そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動に励んでいます。それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。

SDGsクイズ大会

わが社では、10月の頭にSDGs推進プロジェクトメンバー主催で「SDGsクイズ大会」を開催しました。

この時期は例年、クリーンデーという地域のゴミ拾いの取り組みに参加しておりました。今年はそのクリーンデーと「Plogging(プロギング)」というスウェーデン発祥のゴミ拾いスポーツを組み合わせたイベントを計画しておりましたが、当日雨天により惜しくも中止になってしまったため、代案として用意していた「SDGsクイズ大会」を開催いたしました。

クイズ大会は5チームに分かれてチーム対抗で行いました。4択形式クイズを全部で6問出題し、チームごとに話し合って1つの解答を発表してもらいました。最終的に最も正解数の多いチームを優勝としました。

冒頭の画像にもありますが、クイズの内容は以下のようなものを出題しました。(答えは一番最後に載せています)

 

①日本で1年間に捨てられるプラスチックごみの量は、1人当たり何キログラムでしょう?

A:約10kg
B:約20kg
C:約30kg
D:約40kg

 

②温暖化・森林破壊・農薬散布などの影響で、地球上では毎日野生生物が絶滅しています。それは一日当たり何種類でしょう?

A:約10種類
B:約50種類
C:約60種類
D:約100種類

 

③国において一定の大多数より貧しい状態「相対的貧困」にあたる子供は、日本では何人に1人の割合でしょうか?

A:3人に1人
B:7人に1人
C:12人に1人
D:15人に1人

 

④チョコレートやココアの原材料として知られているカカオですが、日本がカカオの約8割を輸入するガーナでは何人の児童が働いているでしょう?

A:9万人
B:90万人
C:900万人
D:9000万人

 

⑤世界のどこかで、暴力によって亡くなっている子供の割合はいくつでしょう?

A:100人に1人
B:10人に1人
C:5人に1人
D:1000人に1人

 

⑥世界銀行が定義する「絶対的貧困」とは、1日当たり何円で生活する人の事を指すでしょうか?

A:3000円
B:1000円
C:200円
D:100円

 

参加者は皆、意欲的に参加しており、スタッフも驚くほどの盛り上がりを見せていました。

優勝チームへの景品

今回のクイズ大会では、参加意欲の向上を目的として優勝チームへの景品を用意しました。パンダのマークがあしらわれた2重構造のタンブラーです。

このタンブラーは竹の繊維を加工した「バンブーファイバー」という丈夫で軽い新素材でできています。竹は通常の木の2倍の成長スピードがあり、地下茎で増え続けてどんどん周辺の住宅へと侵食して被害を出している植物でもあります。そんな竹を利用して作るバンブーファイバーは持続可能な資源とも言えます。

また、タンブラーには竹を主食にしているパンダがあしらわれています。パンダは絶滅が危惧されている「レッドリスト」の動物でもあり、私たちを癒してくれる人気の動物でもあります。
竹とパンダは元より関係性の深い2つの生き物ですが、これらはSDGsにまつわる問題と人々への希望が秘められた組み合わせなのです。

生活の中でこのタンブラーを使ってSDGsについてちょっとでも思い出してもらえたら、という願いを込めてデザインしています。

未来に生きる子供たちと一緒に、未来のための考え方を学ぶ

クイズ大会には約40人の社員が参加し、何名かのお子さんも一緒に参加してもらいました。今の義務教育段階の子供は、学校でSDGsの授業も受けて育つことから「SDGsネイティブ」と呼ばれるそうです。

社員たちもそんなお子さんと同じ目線になって、SDGsについて考えてみるきっかけになれたら幸いです。

クイズの解答

①の答え_C:約30kg
日本のプラごみの廃棄量は、実は世界で2位の多さなのです。リサイクルのための分別をしっかり行う事や余った袋はできるだけ再利用するなどの細かい意識が抑制に繋がります。

②の答え_D:約100種類
一日に約100、1年間で36500種類もの生物が絶滅してしまっているのです。
36500種類も生物の種類を知っていますか?我々の知らない生物がいつの間にかその存在を消してしまっているのです。

③の答え_B:7人に1人
7人に1人が相対的貧困という日本の割合は世界的に見ても高い数値だそうです。このうちの半分が片親世帯であること、非正規雇用(パート・アルバイト)の割合が年々高くなっている事が問題とされています。

④の答え_B:90万人
現在ガーナでは約90万人の児童がカカオ産業で働いていると言われています。チョコレートが好きな人も多く、大量のカカオ豆を輸入している日本もこの問題と無関係とは言えません。ちなみに、日本で言うと埼玉県全体の子供の数は約89万人だそうです。ガーナにはそんな多くの児童労働者がいる実状があるのです。

⑤の答え_C:5人に1人
世界196カ国のうち、家庭における子どもへの体罰や暴力を法律上、全面的に禁止している国は実は60カ国しかないというのをご存知でしょうか。実は家庭での子供に対する暴力が禁止されている国は少ないのです。

⑥の答え_C:200円
世界には絶対的貧困と呼ばれる1日1.9ドル以下(約200円)の生活を強いられている人がいます。そんな人が世界中で、11人に1人の割合でいるのだそうです。