みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。
こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。
「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」
そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動に励んでいます。それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。
SDGsの浸透を機に立ち上がった”どぶゼロ計画”
側溝のドブ上げ。その目的は雨風によって流された土が側溝にたまって泥となり、河川に流れ出てしまうので、それを阻止すること。加えて水はけを良くする効果もあるので冠水の予防にも役立ちます。
毎年この時期になると地域一斉に行われる”ドブ上げ”ですが、わが社もまた皆様方と共に歩む一企業として、張り切って参加させていただきました。
実をいうと、今年は敷地の脇に敷かれた線路の斜面が舗装され、土の混入が減少したことで例年よりも綺麗な状態でした。しかし、わが社にも着実に浸透し始めたSDGsの機運を追い風に、「今年は”徹底的に”やろう!」という発想のもとで、”どぶゼロ”というキーワードを掲げながら遂行いたしました!
その模様を写真と共にレポート致します!
ピカピカな側溝を目指して!
PHASE1_鉄板の移動
まずは下準備。「側溝を覆う鉄板の除去」です。シャコ万力で挟んでロープでつなぎ、フォークリフトを使ってひとまず広い場所へ引っ張り出しました。
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PHASE2_鉄板の積み置き
引きずりだした鉄板は、改めてフォークリフトで抱え直し、邪魔にならないように敷地の隅へ重ねて積みました。鉄板は非常に重たく鋭利なものなので、事故に繋がらないように細心の注意のもとで行われました。
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PHASE3_雑草の除去
側溝の縁からは当然雑草が生えます。生えっぱなしの草は景観を損ねるため、ドブ上げの前にしっかりと抜き取ります。時にはスコップも使いながら根こそぎ除去しました。
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PHASE4_最終チェック
腰の痛みに耐えながらも、なんとか雑草を全域に渡り除去。どぶゼロ計画の”切り札”ともいえる秘密兵器の試運転も事前に済ませ、本番に備えます。
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PHASE5_ジョレンでドブ上げ
ここからがいよいよメインイベントです。多くの社員に招集をかけ、人海戦術で徹底的に泥を除去しました。二人一組のペアを組み、一人が「ジョレン」という水が切れるシャベルのような道具で泥を救い上げ、もう一人が袋を広げて泥を入れやすいようにしてあげます。見た目以上に重労働で、相手に泥をかけないようにという緊張感も重なってか、この時期には珍しく滝のように汗をかく社員もおりました。
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FINAL PHASE_高圧洗浄機で内壁を中心に徹底洗浄
いつもはここで終わるドブ上げですが、今年は写真の通り”切り札”こと高圧洗浄機を実戦投入。水圧の力で側溝の内壁や周辺に付いた汚れ等もそぎ落とし、例年以上のピカピカな側溝を目指しました!
ミッションの結末は…!?
左はドブ上げ前の側溝の写真、右は実施した後日の写真です。大勢の社員の努力の甲斐もあり、ひとまずは及第点には達しました。しかし高圧洗浄機まで投入したにもかかわらず、思い描いていた景色とまでは行かなかった事が実情です。さらに欲を言えば、会社の敷地外にも範囲を広げてもっと広域に行えると一番良いと感じました。
“どぶゼロ”の壁は厚かったですが、だからこそ次こそはという思いが強くあります。そのモチベーションの裏には起点となったSDGsも当然あるのですが、それを下支えするわが社の経営理念、さらにはその会社に属している私たち社員一人ひとりの価値観があります。
お互いの価値観を確かめ合って…
わが社の掲げる経営理念の一部に次のようなものがあります。
「地域・社会との共生、環境・資源の保護に努める」
これは人生を歩む中においては、過去も未来も常に人の助けによって生かされていることから、恩返しの気持ちを大切に抱いて生きていこうとする考え方です。自らの努力の成果におごることなく、周囲の環境や、それを読み解く感受性の形成、さらには因果関係の連鎖にまで掘り下げれば、自然と私達の感謝の想いは時代や空間を超えて万人に対して向けられます。
そのような背景も含めて行った今回の大掛かりな”どぶゼロ計画”は、社会規模で言えば微々たる取組みかもしれませんが、仲間同士では改めて自分たちの向かう先を確かめ合い、励みに変えることが出来ました。この流れる側溝の水の勢いそのままに、私達も会社のミッション達成に向けて、ますます邁進して参ります!ご期待下さい!
ここまでご覧いただきありがとうございました。次回もぜひご覧ください。