みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。
こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。
「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」
そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動に励んでいます。それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。
希望する外部研修(OFF-JT)支援
企業の人材育成における訓練・研修はOJT・OFF-JTという言葉で分類されることがあります。
OJTは「On-The-Job Training」の略称です。実際の職務現場で業務を通して行う教育訓練のことをいいます。部下が職務を遂行していくうえで必要な知識やスキルを、上司や先輩社員などの指導担当者が随時与えることで教育・育成する方法です。業務を通じての上司や先輩の指導の他にも、社内での研修や勉強会などもこれにあたります。
OJTは学びをすぐに実務で活用できることや、社内で行えるため低コストであることが利点ですが、その一方で教える側の時間的な負担が大きいことや、学びの範囲が社内の経済活動の領域に限られてしまうことが欠点です。
OFF-JTは「Off-The-Job Training」の略称で、社外で行う教育訓練のことをいいます。具体的には、セミナーへの参加、通信教育やe₋ラーニングなどを指します。OFF-JTはOJTとは逆で、学びを直接実務に活用しづらかったりコストがかかってしまう代わりに、社内の領域を飛び越えた範囲の学びが得られたり、社会レベルで活用できる普遍的・汎用的な学びを得る事が出来ます。
キャリアアップの為に必要なスキルを身に付けたい、自身の技術や知識を更に深めたいなど、仕事をしているともっと勉強したいと思うことが度々訪れます。「希望する外部研修(OFF-JT)支援」制度は、そんな社員の希望するOFF-JTについての費用や移動手段などを支援する制度になります。
外部研修は社内を飛び越えた多くの可能性を秘めています。まだ見ぬ可能性に向かって「学びたい」という社員の気持ちとその挑戦を私たちはサポートします。
実際に制度を利用する社員の感想
Q1_「希望する外部研修(OFF-JT)支援」制度を利用してみて、自分にとって勉強になったこと、学び業務に活きていると感じていることがあったら教えてください。
私はこの制度を使わせていただき、ビジネスマナー講習や金属加工研修など様々な研修に参加させていただきましたが、ビジネスマナー研修が特に勉強になったと感じております。
私は新卒採用でシンドーに入社したため、初めは社会人として何も分かりませんでした。そのため、複数のビジネスマナー研修に参加して礼儀作法や言葉遣いなどを学び、今では場面ごとに言葉を使い分けられるようになっているので少し成長を感じております。
私は営業部で務めており、お客様と会話をする機会が多いので外部研修で学んだ礼儀作法などは、お客様との会話などに活きていると感じております。
Q2_「希望する外部研修(OFF-JT)支援」制度について、いいと思う所があったら教えてください。
外部研修のサポートをしていただける事で、社内の研修だけでは学ぶことの出来ない専門知識や技術をその分野のプロから学べるところが良いと思います。プロから学ぶことにより、社内とは違った視点で具体的かつ、的確なアドバイスをいただけるため、更なるスキルアップに繋がります。
また、講師や受講生などの普段関わる事のない社外の方々と交流できるところも良いと思います。同じ業種、違う業種の方々とコミュニケーションを取ることで、 それぞれの業種の方より色々な考え方や価値観なども学ぶことができました。
学習意欲
「あくなき価値創造」
常に提案発信をし、新しい価値を提供し続ける事が我々の使命である。
わが社の行動指針にはそんな言葉がございます。価値創造が私たちの使命なら、社員の価値創造の意欲をないがしろにせず、受け入れてサポートする事も企業としての使命と言えます。今年度も4月〜10月までで26件以上のOFF-JT支援を行っています。
近年SDGsの登場で、物事を長期思考で考える「サステナビリティ経営」が企業に求められています。その内の1つの考え方として「人的資本経営」という言葉が最近聞かれるようになりました。これは、従業員を技術や知識を蓄えた“資本”と捉える経営の考え方です。
資本は投資によって増やすものです。「人的資本経営」では、資本である人材のスキルや知識をいかに効率よく高めて増やしていくかという視点が経営レベルで加わります。また、この考え方から、日本が他国に比べ人的資本への投資が異常に少ない事やOJTの教育が多すぎる事が問題視されてきています。
私たちは積極的なOFF-JTのサポートで新人もベテランも関係なく、自己研鑚に励みあくなき価値創造へ向かう社員を応援し支援していきます。それが、人的資本の増加およびサステナブルな企業づくりに繋がっていくのです。