みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。
こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。
「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」
そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動励んでいます。
それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。
地域の側溝泥上げ作業
この春の時期の恒例行事としてわが社の隣接する地域の泥上げ作業を行なっています。
この「地域の側溝泥上げ作業」は、側溝に溜まった汚泥を無くすことで、水の流れを良くすることを目的として毎年行なっている取り組みです。
まずは「鋤簾(ジョレン)」「溝さらい」などと呼ばれるシャベルのような器具で側溝の底に沈んでいる汚泥やゴミをさらっていきます。
実際にさらってみると、底からは予想以上にたくさんの汚泥やゴミが取れます。この状態を放っておいてしまえば、水の流れはどんどん悪くなってしまうのが分かります。
さらった汚泥は袋に入れて、いっぱいになったら袋を縛ってまた次の袋へ…
いっぱいになった袋はどんどん増えていきます。全部の袋をまとめたら泥上げは終了です。まとめた袋はこの後、市の自治会の方に回収してもらう事になっています。
泥上げをしないとどうなる?
終わった時にはこんなにたくさんの袋が集まっていました。
この取り組みは、側溝の水の流れを良くし、その水を綺麗にすることが目的だと前述しました。それがどんな効果を生むのでしょうか。
側溝には雨水が道路に溜まらないように逃がして川に流すという役割があります。汚泥が溜まったまま水の流れが悪くなってしまったら、雨水は川に流れて行きづらくなり、道路に雨水が溜まってしまいます。そして、川に流れていく雨水と一緒に汚泥も流れていく事になり、川を汚してしまうのです。
「地域の側溝泥上げ作業」はそのような冠水による二次災害や川の汚染への対策の一つなのです。
小さな行動が水を変えて、川から海へ
私たちの小さな行動が、水を変え、川を変え、海を変えます。その変化が目に見えるようになるまでには、とても地道で気が遠くなるような努力に思えるかもしれませんが、その“つながり”は確かにあるのです。
「地域・社会との共生、環境・資源の保護に努める」
私たちはそんな言葉を理念の一つとして掲げています。「共生」という言葉は、同じ場所にいる2つ以上のものが影響しあいながら生息する事を指すそうです。この状況において、片方が害を被るような場合は「片害共生」、片方が害を被って片方が利益を得る場合は「寄生」と定義づけられるそうですが、私たちが目指す“共生”は両方が利益を得る「相利共生」です。
地域・社会との相利共生を目指す企業として、一方が害を被るようなことのない関係性を目指し、小さなことでもその努力を続けて参ります。「地域の側溝泥上げ作業」は、これにつながる習慣・行動の一つとして10年以上も前から毎年行われている取り組みなのです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。次回もぜひご覧ください。