SDGs

SDGsへの取り組み

『在宅就業制度』でダイバーシティに富んだ働き方をする

みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。
こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。

「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」
そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動に励んでいます。それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。

個々の生活環境に合わせた就業制度

在宅就業制度とは、その名の通り社員が自宅のパソコンを使い、リモートにて就業する制度の事を言います。これまでも政府の働き方改革の推進により、世間でも少しずつ広がりを見せていましたが、近年の新型コロナウイルスの蔓延により、その実施率は一時期過半数に達するほど浸透しました。わが社においてもコロナウイルスの濃厚接触者となってしまった際や、その他介護や育児など様々な事情を抱えた社員がこの在宅就業制度を利用しています。

手法を違えると利用者が孤独感を抱いたり、正当な評価がされないのではという不安感を抱いたりしてしまうのがこの制度のリスクではありますが、わが社はそういった事態に陥らないように進捗確認を密に行い、信頼関係を維持しながら業務に臨んでいます。

ダイバーシティに富んだ働き方を実現する

わが社は経営ミッションとして「心豊かを届ける」という思想を掲げています。そして社会に心豊かを届けるには、まずこの会社で働いている私たち社員一人ひとりが心豊かでなくてはなりません。
その為の手法の一つとして、「働きやすい環境のもとで業務を行う」という考えのもとに、この在宅就業制度が存在します。この制度があることで、昨今の多様化する社会においても社員一人一人の様々な事情に合わせて柔軟に働き方を提供できるようになりました。こういった社員の多様性を受容する施策は、企業の競争力という面においても、少子高齢化による人材不足や、多様化する市場ニーズに寄与できるため、その有効性が期待できます。

では実際に利用してみた社員はどのように感じているのでしょうか。この制度を利用したことのある社員に、どういった点が良かったのか聞いてみました↓

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●在宅就業制度の利用経験がある社員のコメント

私は在宅就業制度を利用し始めて3年近くになります。

自宅での勤務を始めた際は「自分だけここにいて良いのだろうか」という戸惑いもありましたが、ちょっとした報連相もチャット機能ですぐにできるので、コミュニケーションの希薄さを感じることはありません。また、一日の業務内容は日報として毎日上司に共有しているので、日々の成果物はもちろん、直近のタスク管理から将来的な目標設定についてサポートしていただくこともあります。

そして個人的に一番助かっているのが「通勤の手間が省けること」です。
私の自宅は会社から20km以上離れており、車で片道1時間近く掛かります。
毎朝通勤ラッシュの中を運転するのは時間だけでなく体力も相当削られます。
ですが出勤の必要がなくなることで、通勤時間を休養や余暇に当てることができ、よりストレスの少ない状態で業務に当たれるようになりました。

これからの季節は積雪の心配もあり、より通勤が困難になることが予想されます。
データの取り扱いやツールの用意など課題もあるかと思われますが、今後多くの社員がこの制度を活用して快適に働くことができたら理想的だと思います。

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このように実際の利用者からも肯定的な意見が上がり、この制度の価値が実証されています。SDGsの観点においても、「誰一人取り残さない」という理念がありますが、この在宅就業制度は正にそれと合致している取り組みと言えます。

そしてこのような、社員一人一人に寄り添った制度から生まれる私たちの価値観は、自身の中にある「心豊か」の一部となって、やがては様々な形を通して皆様のもとへとお届けすることが出来るのです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。次回もぜひご覧ください。