みなさん、こんにちは。SDGs推進プロジェクトです。
こちらの「SDGsへの取り組み」というページから、株式会社シンドーのSDGsへの取組を紹介・発信させていただきます。よろしくお願いいたします。
「SDGsをもっと社内のみんなに根付かせよう!」
そんな思いを目標の一つに掲げ、SDGs推進プロジェクトメンバーのみんなで日々様々な活動に励んでいます。それでは、わが社のSDGsの取り組みを紹介してまいります。
キャリアコンサルティング制度
この制度は「自身のキャリア形成を前向きに考えたい」「どのようにキャリア形成をしていいのか分からない」などと不安や悩みを抱えている社員をサポートするためにキャリアコンサルタントの資格を持っている専門スタッフが相談、指導、助言などを行い前向きなキャリア形成の支援をしていく制度です。
キャリアコンサルティング制度を通じて、社員一人ひとりのキャリア形成を支援することで以下のようにさまざまな効果が期待できます。
例えば、キャリアカウンセリングを通じて、自分では考えもしなかった自己理解を深めることができたり、客観的な指摘を受けることで、自分では気づかなかった点や課題を明確にすることができたりします。自分にはどんな適性があるのか、伸ばすべきスキルは何か、どのような仕事が向いているのか等についても、しっかりと把握できるようになります。
他にも、これまでのキャリアや仕事におけるさまざまな悩みや不安を話すことで、自身のキャリアを振り返り、現状での大事にしたい価値観を整理することができます。また、長い間解決できないでいた悩みや不安が解消されることも期待でき、今後の方向性を決めて目標を立て自身の希望にあわせたキャリアプランを作成したりすることで仕事に対するモチベーションを高めることにも繋がります。これらの効果により企業としても業務の質や生産性の向上、人間関係での離職などを防ぐことにもつながったりと様々なメリットがあります。
キャリア面談を行った社員の感想
現時点では、まだキャリアコンサルティング制度を活用した事例がありません。しかしながら、弊社では各部門でキャリアプランについての面談を年に一度、実施しています。その中でキャリアコンサルタントと面談を持った社員がいますので、今回はそのキャリア面談を行った事のある社員にインタビューをしました。
Q1:キャリア面談を行って実際に改善された悩みなどはありますか?
A1:スキルアップに関して、どのような姿勢で取り組むのがよいか、どのようなやり方をしたらよいのかなど、キャリアコンサルタントとしての視点に加え、社内の上司としての視点からも適切なアドバイスを頂き、自分自身の成長に活かす事ができていると感じています。
Q2:専門スタッフに相談することで良いと感じたことはなんですか?
A2:繰り返しになりますが、キャリアコンサルタントとしての視点と社内の上司としての視点からサポートをしていただける点がいいところだと思います。両側面からの視点で、社内にとどまらない普遍的な内容と社内的だがより具体的な内容を包括したアドバイスを頂くことができます。また、私は新卒採用で入社しましたのでキャリアアップ・スキルアップについて何もわからない状態で働き始めることになりましたが、それらについて親身になってアドバイスして頂けるのは個人的にも非常にありがたく感じました。
社会に求められる人材へと育てる
現代社会では、働き方、雇用形態の多様化や少子高齢化、技術革新による生産性と効率化の追求、環境変化に即したリカレントやリスキリングなどが社会テーマとして挙げられています。
そんな社会では、今後も人々が労働生産性を維持・発揮していくために一人ひとりが主体的にキャリアを形成し「自律」と「自立」をした働き方が求められています。
しかし、全員が自身のキャリアに対して理解出来ている訳ではありません。「自分のキャリアを前向きに考え、形成していきたいがどの様にしたら良いか分からない」などの悩みを抱えている方も多くいらっしゃると思います。そのため、キャリア形成について悩みや不安を抱えている社員に対して真摯に向き合い、共にキャリアを形成していく、支援していく環境が必要なのです。
このような背景がある中、キャリアコンサルティング制度は、実は一人の社員がキャリアコンサルタント資格取得を目指したところから始まりました。その社員は初めは自身のキャリアアップ、マネジメントスキルアップの為に資格取得を試みましたが、勉強をしていく中で”今の混沌とした社会には個人のキャリア形成の支援が求められている”ということを学び、資格取得後にそのスキルを活かせないかと、会社内に本制度を創設しました。
ここから「キャリアプランシートの活用」「キャリアパス制度の創設」など、社員のキャリア形成を支援するために様々な取り組みを考え、実施してきました。
┗「キャリアパス制度」については別の記事で詳しく紹介していますので興味がある方はぜひご覧ください。
このように「キャリアコンサルティング制度」は一人の社員の小さなキッカケから創設され、社員一人ひとりをサポートし、それぞれのキャリアプランを組み立てられるように会社全体で拡げていった制度なのです。
この制度を創設することで、それぞれの社員に合った質の高い教育・指導が可能となり、社員一人ひとりのキャリア形成をサポートすることで、自身のキャリア形成に対する意識や考え方に気付くきっかけとなり、今の社会に求められている「自律」と「自立」をした働き方ができる人材の育成に繋げていきたいのです。
わが社はキャリアに対して悩みや不安を抱えている社員一人ひとりに対してしっかりと向き合い抱えている課題を解決し社員全員が働きやすい環境を支援する整備をしています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。次回もぜひご覧ください。