こんにちは。シンドー「心豊かプロジェクト」です。
この取組みは「我々は「モノ創り」を通して、世界中に【心豊か】をお届けする企業であり続けよう」という株式会社シンドーの経営ミッションの成就のために行われている社内の活動や文化を発信していくコンテンツとなっています。
わが社のモノ創りに於いて生成される有形・無形物はもとより、自らの仕事に取り組む姿勢の全てを通して、社会に癒しと安らぎ、微笑みと感謝を生み出だすことを企業の使命とするためには、そこに従事する人の心の在り方がとても大切になってきます。
「職場は人間形成の場」と揶揄されるように、社会活動を通じて人間力を向上させていく事、人として心豊かな人財に成長していく事、そしてそれを職場風土として醸成していく事はとても大きなテーマです。
コンセプトは「笑顔と感謝で溢れる社内環境づくり」その取組みを紹介させていただきます。
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「新潟大学の学生さんへのインタビュー動画を公開」
半年ほど前、私たちは『学生フォーミュラ日本大会』に出場予定の『新潟大学 NEXT Formula Project』の皆様に、フォーミュラカーの資材となるパイプをご提供させていただきました。
<<その詳細はこちらの記事よりご確認ください⇒レーシングカーを製作中の学生さんに資材を提供>>
学生さん達は限られた資金の中で活動されているとのことで大変喜んでいただけて、微力ながらご協力できたことは私達としても嬉しい限りでした。
パイプをお届けに上がった当日は学生さんのご厚意で構内の設備についてもご紹介いただけたのですが、説明を聞いていると学識の深さが伺えて、日々どれほど真剣に活動に励まれているのかがよく伝わってきました。
そういった背景もあり、この度その熱心な学生さん達のことをもっと世の中の方々に知っていただきたい、そんな想いで2名の学生さんにインタビューを実施させていただきました。
レーシングマシンの製作という非常に難易度の高い課題にも果敢に向き合ってきたお二人の声からは、多くの気づきや刺激を感じ取ることができます。
動画は下記リンク先よりご覧いただけます。
【学生インタビュー】新潟大学 NEXT Formula Project
そして動画の中でお二人が口をそろえて話されていることの一つに、周囲のメンバーからのアドバイスをうけてブラッシュアップを図れたというものがあります。
一人ひとりが自身の担当ヶ所に一生懸命になることは当然として、それだけにとどまらず周囲の様子にも気を配り、「個々のパーツ」ではなく、「一台のフォーミュラカー」として如何に質を高められるかという全体最適の意識で臨んでいる。
だからこそ、そのような建設的な会話が生まれるのだと思います。
そしてそれを円滑に回している要因が、インタビュー当日にも感じましたが、メンバー同士の仲の良さなのだと思いました。
時折冗談も飛び交い、和気あいあいとした楽しそうな現場で、その上で一人ひとりがしっかりと向上心をもっていることから、互いに刺激し合い、熱のこもった意見が飛び交うようなチームになっているのだと感じました。
インタビュー終了後には学生さんの計らいでマシンを屋外に運び出し、エンジンの音を聞かせていただくこともできました。
インタビューにお答えいただいたお二人以外からもご協力いただき、皆で手際よく作業が進められました。
その流れるような一連の動きを拝見していると、一人ひとりが自発的に考えて行動し、声を掛け合いながら一つの目的に向かっている様子が伺えて、まさに「学生が主体」という言葉がそのものであるという印象を受けました。
そして交わされる会話からはマシンへの強い思い入れ等も伝わってきて、皆さんが活動を心から楽しんでいられることも感じられました。
元々は「学生さんに学びの機会をご提供しよう」との思いでパイプをお届けに上がった今回の一件でしたが、気づいてみたら私達の方まで様々な刺激を受け、熱意に感化され、多くの学びをいただいていました。本来我々のミッションである”心豊かを届ける”を、むしろ我々がいただいたように感じました。
インタビューの中でお二人が語る”将来の夢”は、まさに私たちが忘れてはならない”社会人としての初心”であり、大きな事を成し遂げるために欠かすことのできない大切な要素なのだと改めて気づかされました。
『仕事は誰かに与えられるものではなく、自らの手で作り出すもの
そこにこそ充実感や達成感といった真の”やりがい”が存在する』
彼らを見ていると、心底そのような感覚を覚えます。
私も仕事を楽しむ気持ちを大切に、創意工夫を凝らしながら、目標達成に向けて邁進したいと思います。
『新潟大学 NEXT Formula Project』の皆様、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました!