こんにちは。シンドー「心豊かプロジェクト」です。
この取組みは「我々は「モノ創り」を通して、世界中に【心豊か】をお届けする企業であり続けよう」という株式会社シンドーの経営ミッションの成就のために行われている社内の活動や文化を発信していくコンテンツとなっています。
わが社のモノ創りに於いて生成される有形・無形物はもとより、自らの仕事に取り組む姿勢の全てを通して、社会に癒しと安らぎ、微笑みと感謝を生み出だすことを企業の使命とするためには、そこに従事する人の心の在り方がとても大切になってきます。
「職場は人間形成の場」と揶揄されるように、社会活動を通じて人間力を向上させていく事、人として心豊かな人財に成長していく事、そしてそれを職場風土として醸成していく事はとても大きなテーマです。
コンセプトは「笑顔と感謝で溢れる社内環境づくり」その取組みを紹介させていただきます。
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「社内の事情が分かる育休ケア」
現在、日本にとって少子化問題は深刻です。少子化問題は日本だけに限らず、先進国では共通の課題になりつつあります。その背景には出産後の子育てに対し、子育ての大変さや仕事との両立の難しさから出産や子育てに対する不安があると考えられております。
国としても、それらの社会問題に対応するべく少子化社会対策基本法などの法律を制定しています。その内容には長時間労働の是正や、人事評価の見直し、経営者などの意識改革、男性の育児休暇取得への促進など、男性の意識・行動の改革、そして子育てと両立できる職場環境整備や多様な働き方の推進、女性の継続就労やキャリアアップ支援などが盛り込まれています。
子育てと仕事の両立を行う上では、上記のようなハード面の支援は当然ですが、とても重要です。しかしながら、我が社が大事にしたいのは心のソフトな部分です。
出産、育児をするための出産・育児休暇を取得することは現代では珍しいことではありません。しかし長期休暇を取得した本人にとって、いよいよ職場復帰となる際には、会社の様子も変わっているかもしれませんし、把握できていない事も多くあるかもしれません。まさに昔話の浦島太郎の状態でブランクによる不安が多くあると思います。
我社ではそんな不安を少しでも和らげるべく、会社の社内広報や社内の状況が把握できる社内メールなどを定期的に長期休暇を取得した社員に配信しています。そうすることで、会社の状況が共有され、復帰後のコミュニケーションも比較的スムーズに行えたりします。実際にメールが届いた社員からも「会社の状況が分かって安心できた」などの声も聞こえてきています。
長期間、職場から離れていると社会からの孤立感が高まる傾向もあるように思います。我が社が大事にしたいのは、法律などのハード面だけではケアしきれない”心のつながり”の部分です。
また、自家用車で出勤してくる妊婦の社員には駐車場を会社事務所のすぐ脇に確保するなど少しでも身体の負担が軽減できるような工夫をしています。
上記のような事は、制度でも規則でも何でもないですが”何気ない思いやり”や”心配り”として、社内風土として継承していきたい「心豊か」の部分です。